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「1955・産業美術・発進―金沢美術工芸大学のデザイン教育―」展

展覧会
講演会

2017/03/07~2017/05/14

「1955・産業美術・発進―金沢美術工芸大学のデザイン教育―」展

柳宗理記念デザイン研究所企画展
1955・産業美術・発進 ―金沢美術工芸大学のデザイン教育―

企画趣旨
1955年(昭和30)、金沢に美術工芸大学が生まれました。戦後いち早く1946年に設置された美術工芸専門学校が、1950年の短期大学を経て、新制大学の仲間入りをしたのです。
それまで美術科と工芸科から成っていた学校はこのとき、美術学科と産業美術学科に大きく衣替えしました。戦後日本が国を挙げての産業化へと舵を切るなか、現在でいうデザインにあたる産業美術をかかげたこの再編は、地域に貢献するデザイナーを育てるという産業界の要請にこたえるものでした。金沢が擁する繊維産業、陶磁器産業はまだ輸出の花形産業であり、日本の戦後復興の牽引者でしたから、地元の産業に貢献する教育機関は金沢市にとっても重要だったのです。
産業美術学科の新設にあたって講師として招かれたのが、当時デザイナーとして第一線で活躍していた柳宗理(1915-2011)や大智浩(1908-1974)でした。彼らのもとからは多くの優秀な卒業生が巣立ち、日本の高度経済成長以降のデザインを支えていきます。この先見性と社会に貢献する姿勢は職員や学生を鼓舞しましたし、またその活動によって金沢美術工芸大学の声価をより一層高めることができたといえるでしょう。
本展はこうした大学創成期のデザイン教育に焦点を当てて、1950年代の教育活動を同時代のデザイン活動と合わせてご紹介しようとするものです。この時代のデザイン関係者の熱い思いとそれを見守った金沢市民の温かいまなざしから、今一度デザインのあるべき姿を思い起こしていただければ幸いです。

会期 2017年3月7日(火)~5月14日(日)
会場 柳宗理記念デザイン研究所  展示資料室2

〒920-0902 金沢市尾張町2-12-1
Tel.076-201-8003

休所日 毎週月曜日(但し3月20日は開所)
開所時間 9:30~17:00
入場料 無料
主催 金沢美術工芸大学 柳宗理記念デザイン研究所  後援 北國新聞社

・講演会
4月8日(土)森 仁史(柳宗理記念デザイン研究所シニア・ディレクター)
「金沢美大と日本デザイン―1950年代に始まるサクセスストーリー」
4月22日(土)清水忠男(金沢美術工芸大学大学院専任教授)
「日本デザインの拓いた世界:1960―70年代への継承と国際化への進展」
いずれも13:00より 参加無料・申込不要
会場:柳宗理記念デザイン研究所2F レクチャールーム

・学芸員による展示解説
4月16日(日)、4月23日(日)、5月7日(日) いずれも14:00より

【 添付ファイル 】
フライヤー
flier.pdf

【 関連リンク 】
柳宗理記念デザイン研究所 HP

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