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学長挨拶

   金沢美術工芸大学は、1946年、戦後の混乱と虚脱のなか、学問を好み、伝統を愛し、美の創造を通じて人類の平和に貢献することを希求する金沢市民の熱意により、工芸美術の継承発展と、地域の文化と産業の振興を目指して創立されました。素材を知り、技を磨き、現代に生きる表現に高めるべく「ものづくりの精神」を尊び、幅広い人間性に裏付けられた理論と技術の彫琢をとおして、芸術が社会に果たす役割を自ら探し行動する人材を育成し、世界における創造の機会の拡大と多様化に資するために、本学は知と創造の拠点となることを目指してまいりました。 近年、大学の役割は、教育、研究に加え、社会貢献の重要性が増し、社会からの期待は一層高まっております。本学におきましても、21世紀の美術工芸を先導する中核機関として、学生の修学に対する支援の充実、国際交流の推進、社会貢献活動への取り組み等を通して、充実した人材養成を進めます。
   一方、大学の運営費の中心である運営費交付金には限りがあり、これからの大学への社会の要請や期待に応えるためには、自主財源の確保が喫緊の課題です。 こうした背景から、本学では、継続的なご寄附を念頭に、「金沢美術工芸大学教育研究基金」を創設しました。本学がますます発展するために、同基金へのご協力を広く皆様方にお願いいたしたく、格別のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
金沢美術工芸大学
学長 前田 昌彦

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