永遠のVZ editorにささぐるページ
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win95のDOSモードで、VZを使う方法です。

  1. VZ editor とは。
  2. DOSモードの設定
  3. DOSモードの設定(応用)
  4. win95用のVZパッチ
  5. 自慢のVZマクロ


  1. VZ editor とは [top]

    当然、知らないひともいるのでしょうね。DOS全盛なりし頃、一世を風靡したエディタで(兵藤嘉彦作、ヴィレッジセンター発売、9800円)、史上最高のエディタでした。ソフトの売行きで常に上位。安いし、マクロ機能が豊富で、コマンド環境まで持って、システムに常駐するという、素晴らしいエディタ。当然ぼくもこれに嵌まり、まあまあのユーザーだったと思います。

    何がすごいかと言うと、やはりコマンドライン操作に関する環境を持つという点で、元来貧弱なDOSも(加えて、perl やTeXなども32bit版はあるし、Pentium マシンだと、思いもよらぬ高速で動くし、擬似パイプもまあ許す)気分はUNIXでした。

    それでもって、自作他作含めマクロもいろいろ便利で、もう手がVZになっているのです。win95になってもこれを引きずっている点では、wzや秀丸などのエディタも有りますが、キーアサインをいちいち直したり、もうマクロをひとつづつ移植したり、うんざりだし、コマンドプロンプト操作に不安が有ります。いまだに16bitアプリを抱えている点、いわゆる「負の遺産」ですが、なんとかこれでやってゆきたい。win95なんて、ほんとは大嫌いですが、マルチタスクでDOSが動くのは割りと好きだし、これだけDOSが好きなら、びるげいつも喜んでくれるだろう(別に喜ばせる必要はないが)。

    てなことで、ほんとに永遠にVZの呪縛から離れられないのです。

  2. DOSモードの設定 [top]

    win95のメニューバーの[スタート]を開くと、「DOSプロンプト」ってのがあります。これは、\windows\command\dosime.bat というファイルにリンクしてます。このファイルをいじって行きます。以下のとおり。

    1. 前提として、win95 の\config.sys や\autoexec.bat には FEP やvz を書かない。
    2. デスクトップ上にDOS プロンプトをコピーする(オリジナルは弄らない)。
    3. コピーしたDOS プロンプトのアイコンを右クリック。
    4. プロパティをクリック。
    5. プログラムをクリック。
    6. バッチファイル(B)ってところにDOSIME とかいてあるから、それをDOSIME2とかに書換える。プロパティのウィンドウは閉じる。
    7. 「プログラム終了時にウィンドウを閉じる」もチェックする(これをしないと、うざったい)。なお、このチェックは、\windows\command\dosime2.pif のプロパティもいじらないとダメみたいです。試行錯誤してみてください。
    8. c:\windows\command\dosime.bat を探す(これがさっきのバッチファイルの本体)。これをエディタで書換えて、DOSIME2.bat とリネームしておく(DOSIME.bat はそのまま残しておく)。
    9. 書換えは次のようにやればよい。# のある行が、書換え(書き加え)たところ。c:\vz\vzもパスは自分の環境に併せて書換える。
      ----------^ dosime2.bat ( date:96-04-09 time:23:59 ) 
      @ECHO OFF
      adddrv c:\windows\command\dosime.sys
      c:\vz\vz -z                                    #
      %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
      ----------$ dosime2.bat ( lines:4 ) -------------------
      

      adddrv の仕組みは分るよね? こんな記事を読む人なら、分るでしょう。win3.1から95へアップグレードした人なら、自然と出来ているはずです。ない場合は、自分で作るか、あるいは、win95のfep をDOSでも使うかしましょう(こっちのほうが、本当は良い)。なお、win95(DOS7)のadddrvは、\windows\command にあります。

      で、dosime.sys も引用しておきます。

      ----------^ dosime.sys ( date:96-04-09 time:23:57 )
      DEVICE=C:\WX3\WXK.SYS /A5
      DEVICE=C:\WX3\WX3.SYS /INI=C:\WX3\WX3SYS.INI /A5
      DEVICE=C:\WX3\WX3TM.SYS /DC:\WX3TM.DIC /A1
      ----------$ dosime.sys ( lines:3 ) ----------------
      
      ひえー、WX3なのも、ばれてしまった(笑い)。
      win95に乗換えたぱっかちのころ、不覚にもBoonエディタ(AIソフト)ってのを買ってしまったので、WX3 for win95もあるんだが、使ってません。ほんとは、FEP はwin95から全部制御したほうがいいのでしょうが、もうDOSモードでもメインメモリ、だいぶ空いてるし、Vtext となんか相性も良くないみたいなので、使いません。WXGってのも、使ってない。Boonエディタ、スクロールすると画面がちらちらして、嫌いです。まあ、使ってる人、いないと思うが。

      つまり、プロパティには、DOS のプロンプトを起動する際に実行するバッチファイル名だけが書かれていて、バッチファイルの実体は c:\windows\command というディレクトリにある。だから、それをいろいろ弄れば、思った通りのDOS環境が出来るわけです。

  3. DOSモードの設定(応用) [top]

    デスクトップに、こうしたアイコンを置いて、そこへファイルをドラッグ&ドロップしたいなら、別につぎのようなバッチを作ればよいでしょう。

    ----------^ vtext3.bat ( date:96-10-08 time:00:09 ) -
    @ECHO OFF
    C:\WINDOWS\COMMAND\mode con rate=32 delay=1
    c:\bin\tsrcolor.com c:\bin\hangyo2.pal
    adddrv c:\windows\command\dosime.sys
    c:\vz\vz -WD80 %1
    ----------$ vtext3.bat ( lines:5 ) ------------------
    

    mode コマンドで、キーリピートを設定しなおさないと、イライラします。tsrcolor.com は、DOS画面の色を変更するフリーソフトで、気分は32bitアプリ。VZ の-WD80 は、vz.defのデフォルトで、Vtext対応のWD100にしてるため。

    注意。vzのオプションで、 -z と %1(ファイル名の代入) とは排他的なので、%1 を使ってD&Dが出来るようにするには、リンク・アイコンのプロパティのうち、[プログラム]の設定がここだけ違います。ここでは「コマンドライン(L)」に直接このバッチをフルパスで指定します。(vz -z の場合は、「コマンドライン(L)」は、c:\windows\command.com でよい。)

    また、このバッチへのリンク・アイコンは、プロパティで、[スクリーン]→[使い方]で、「ウィンドウ表示(W)」をチェックしておきます。

    また、このアイコンを、\windows\SendToにコピーしておけば、どんなファイルもエクスプローラから右クリック[送る]で、VZ で開けます。

    例えば、server.txt というファイルをVZのvtext3.bat に送るばあい。[イメージ画像(gif 18k)](なんでもかんでも、取敢えずテキストファイルとして開ける)

    で、デスクトップ上で、開いてみた図[イメージ画像(gif 18k)]。画像ファイル縮小のため色を落してますが、本当は、VZのバックグラウンドに目に優しく奇麗な色も付いてます(sega.co.jpから持ってきた壁紙図案ももっと奇麗):-)。

    勿論、マイコンピュータ→表示→オプション→ファイルタイプ、とい う道順で拡張子別のアプリケーションの設定が出来ますが(一応、拡張子 依存のオブジェクト指向)、ここで例えば、*.txt はwordpad かなんか がデフォルトの設定になっていますが、このバッチを指定すればきちんとVZでオープンしてくれます。 当然、メーラ・デンパチのエディタも、このvtext3.bat を指定しています。

    こうした設定により、デスクトップやエクスプローラのターゲットファイルをVZで素早く開き、編集を終了すれば、「ピュー」と言いながら(あっ、OS/2 warp を使ってた頃、ピューと言いながらウィンドウを閉じるのが嬉しかったので、win95にもwavファイルを流用してます)、きちっと閉じてくれます。

    まあ、問題点もあります。ちょっと我慢ですが。

    余談です。イメージ画像に、tracertというアイコンがあります。これは、tracert.exe (インターネットのルーティング捜査。UNIXのtraceroute)です。MS win95附属のtraceroute は、DOSモードでしか使えず、地味なツールですが、表示も控え目で他のフリーのtracertよりわりと気に入ってます。このアイコンも、次のbatのリンクです。プロパティから、「コマンドライン(L)」に、このバッチを「c:\windows\command\trrt ? 」と指定するだけ。? がミソです。

    ----------^ trrt.bat ( date:97-04-16 time:18:20 ) 
    @ECHO OFF
    cls
    c:\windows\tracert.exe %1
    pause
    ----------$ trrt.bat ( lines:4 ) -----------------
    

    次に、ここまでくるなら、全画面でVtext が使いたい。なら、こんな感じです。

    ----------^ vtext.bat ( date:97-04-16 time:18:20 ) 
    @ECHO OFF
    C:\WINDOWS\COMMAND\mode con rate=32 delay=1
    prompt %% 
    c:\bin\dsp4u.com /e /lg2
    c:\bin\v.com 70
    rem c:\bin\tsrcolor.com c:\bin\hangyo.pal
    adddrv c:\windows\command\dosime.sys
    c:\vz\vz -z 
    ----------$ vtext.bat ( lines:8 ) -----------------
    

    プロンプトは、当然、UNIXライク。 dsp4u.com は、Vtext 用のプログラム。v.com でビデオモードを変更します。tsrcolor.com で画面の色も変えられます。が、全画面の場合は、黒地に白がよいでしょう[イメージ画像(gif 22k)]。100×33行の広さが嬉しいですね。WX3はVtext未対応なので、80桁で出てきます(ちょっと間抜け)。

    今あげた、vtext.bat とvtext3.bat とは、本来は一つのアイコンで汎用的に操作したいのですが、やり方が分かりません。しかたないので、デスクトップには、次の3種類のアイコンを別々に作って置いてあります(ちょっとかっこわるい)。

    disime2.batVZ常駐、window表示
    vtext.batVZ常駐、vtext全画面
    vtext3.batVZ非常駐、D&D可、window表示
    アイコン(*.ico)、ダウンロード出来ます(シフト&クリック)。

  4. win95用のvzパッチ [top]

    ただまあ、VZ を常駐させると、バッチやパイプは使えない、VZのキーボードマクロもバグる、等こまった状況もあります。ほかに、vzはシングルタスクしか想定してないので、マルチタスクでオープンした場合、バグります。ほかにも、32bit未対応のため、バグります。これに対するパッチがあります。差分ファイルを作成したのは、nifty のちゅ〜たさん、ドキュメント作成はおよび配布は坂城恵さんです。フリーで有用なpatchを公開された両氏に感謝いたします。

    で、この差分は、僕は木越治さん@金沢大学にたのんで(ありがとうございました、木越さん)、niftyから持ってきてもらいました。サポート先は、NIFTY-Serve内、「FGALPK,MES 2」だそうです。雑誌のおまけCD-ROM に、最近はあんまり入ってないようです。非常に残念。

  5. 自慢のVZマクロ [top]

    自慢、ってほどでもないけど、これがないと僕はやってけない、というマクロ、いくつか。欲しい人? いねーよなー(笑い)。

    1. ファイル名補完マクロ
      t.k. さん(pig.pcvan)作。5Gさん補綴。
      UNIXのtcshにあり、DOSではkshにあった、ファイル名の補完機能。その昔僕がVZを常駐させkshを外した後、このkshの機能だけは使いたくて困ってました。ちょっと挑戦したのですが、マクロの中でint21などをいじるやつで、挫折。可哀想に思ったt.k.さんが作ってくれました。その後、5Gさんが機能アップ。実に、tcsh のより使易い。だって、編集画面上でもファイル名の補完が出来るんだぜ。
      DOWNLOAD [comp507.lzh](11kbyte)(シフトを押しながら、クリック)

    2. ファイル名の一覧表示マクロ
      半魚作。tcsh やksh にあった機能で、マッチしたファイルの一覧が表示される、というもの。t.k.さんに、カッコ良く直してもらおうと思ったのですが、こっちは相手にされなかった(笑い)。今は僕も使ってません。
      DOWNLOAD [flist2.def](11kbyte)(シフトを押しながら、クリック)ls.exe などが、別にあったほうがよいでしょう。デフォルトで、dir /w で代用してますが、かっこわりい。

    3. 元号西暦相互変換マクロ
      mtoyo(豊島正之)さん作、岡島昭浩さん補綴、半魚ちょっと直し。
      文書編集中に、元号と西暦を併記したりする機能。岡島さんがそれに干支の変換も可能にしました。文化甲子(1年)とか。僕は、文化甲子(一年)と漢数字に直した(元年と出ろ、って感じですね)。
      DOWNLOAD [gen3adv.def](11kbyte)(シフトを押しながら、クリック)
      なお、このマクロはgen3ADv.exe(mtoyo作)がないと動きません。以下、フルセットです。(1997-10-28)
      DOWNLOAD [gen3a103.lzh](20kbyte)(シフトを押しながら、クリック)

    4. 漢字の大漢和番号、新字源番号の表示
      半魚作。カーソル上の漢字の大漢和番号(巻数も)と新字源番号を表示するマクロ。漢和辞典を引くのが億劫でなくなりました。ydic.dat(豊島正之、金水敏、古田啓の三氏作)を使っています(同梱)。
      DOWNLOAD [kanjinum.lzh](11kbyte)(シフトを押しながらクリック)

    5. 漢字の新旧字体、異体字相互変換
      岡島さん作。カーソル上の漢字を、新字体・旧字体・異体字など相互変換します。国文、これなしではやってけません。便利です。シフトを押しながら実行すると、1文字まえの文字を変換するようにもしました。
      DOWNLOAD [qkanji.def](11kbyte)(シフトを押しながら、クリック。ただのクリックで表示)

    6. VWX の-x オプション変更
      実に素晴らしいVWXの -x オプションを変更する、実に下らないマクロ。ただまあ、VZを始め、コンピュータは「如何にして不精(ラク)するか」という事を考えるべきですね。-x オプションは、同一視のレベル(全角半角、ひらがなカタカナ)の変更オプション。本マクロ作成のきっかけをあたえて下さった岡島さんに感謝します(一回、これ言ってみたかった。いやでもむしろ、VWXを使うきっかけ、かな)。
      DOWNLOAD [rere.def](11kbyte)(シフトを押しながら、クリック。ただのクリックで表示)

    7. フィルターマクロ
      半魚作。これは別にVZでなくても出来ますが。ブロック指定した部分に対して、sed やgrep等フィルタ系ツールを噛ませて出力する。emacs なんかにも標準である機能かな。VZのよいところは、この程度のならすぐ自分で作れるところ。1.5のころ作ったので、窓の開きかたでタブを並べるというキタナイ手を使ってます。
      DOWNLOAD [filter.def](11kbyte)(シフトを押しながら、クリック。ただのクリックで表示)

    8. VZdos
      半魚作。これも別にVZでなくても出来ますが。編集画面上に書いた1行を、DOSのcommand.com に渡して実行するだけ。ブロックモードにして実行すると、バッチファイルとして処理します。実行結果をテキストに挿入したほうがよい、という批評が多かったのですが、必要性を感じなかった。
      DOWNLOAD [vzdos.def](11kbyte)(シフトを押しながら、クリック。ただのクリックで表示)

    9. スライドパズル
      半魚作。ゲームです。1個だけぬいて、スライドさせて絵なんかを合せるやつ、あるでしょう。あれを作ったのです。目がいたくなるし、やってませんが。
      DOWNLOAD [sp21.def](11kbyte)(シフトを押しながら、クリック。ただのクリックで表示)



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