2006年7月まで、win98seを使ってきました。winMEプリインストールマシンをわざわざ98seにダウングレードして使っていたのです。ともかく「vz.com + 16bitのコマンドラインツールが使える」ということが重要でした。そのマシンがイカれてしまったので、仕方なく新しいマシンを購入しました。これがXPでした。
windows2000のマシンはすでに一つ持っていたのですが、コマンドラインにhistoryが付いている程度では、あまり使い勝手が良くありません。VZの環境には勝てないのです。で、結局寝たままでした。
XPのマシンでも、16bitのcommand.exe はあるのですが、これがいまいちVZと相性が良くない。他方、32bitのcmd.exeは本格的なパイプ等を実装しているし、使ってみたくなりました。Vtextを使わずとも30行以上を表示できるし、それなりに操作環境もアップしているようですし。ただ、vz.comは16bitアプリだし、25行モードでしか動かないし、「もう、エディタものりかえちゃおうか〜!」と考えました。
現段階での結論から言えば、VZのもつ環境はかなり優れたものではあるが、現行のフリーソフト類でほぼ同じことが出来るし、エディタも秀丸はたいへん優れてますね。もっとはやく乗り換えれば良かった。;-)
ただし、XP下のコマンドラインでは、拡張子のアプリケーション同期も使えて、かなり便利です。コマンドラインから、foo.txt とするだけで定義されたエディタで開く。bar.pl などと入れるだけでPerl が実行できます。#!.exe などというフリーソフトが必要だったDOS時代から比べて、いい時代になりました。
ともかく、軽い。なんでこんなに軽いのか、と思うほどに軽い(立ち上がりがcmd.exeより早い)。サイズも小さい(実行ファイルは一つだけ)。
日本語処理はデフォルトでOK。
ヒストリ、xscriptなど、ほぼVZライクに使えます。ディレクトリ毎に.historyを自動作成して、別のNYACUSコンソールからもコマンド履歴が呼び出せたりします。ただし一つ要望があるとすれば、historyの仕様です。忠実にtcshライクなNYACUSでは入力した逆順にしかコマンド呼び出せませんが、VZでは冒頭に一文字二文字を予め入力することによって、その冒頭文字にマッチするコマンドを呼び出してくれていたのです。これはUNIX系のhistoryよりもVZのほうが気が利いていたと思います。
立ち上げの際に読み込む_nya というファイルの記述も難しくない。
XPではエスケープシーケンスが使えなくなったようです。プロンプトに色を付けるといった趣味はありませんでしたが、NYACUSにはこのエスケープシーケンスをシミュレートしていて、プロンプトを色分けしてあって実に綺麗で見やすい。私はコンソール画面の色は白地に黒文字が好みなのですが、この相性がうまく行かなかったので、windows Power Shellの紺色地に白文字をまねた上で、_nya には、次のように設定しています。
option prompt $e[36;44;1m$w$g$e[37;44;1m
秀丸を、エイリアスするのは、次のようにしました。
alias hm "start c:\local\hidemaru\hidemaru.exe "
以上、イメージはこんなかんじです。
NYACUSの紹介、使い方については、次のサイトが分かり易くてたいへん参考になりました。そのほかのTIPS盛沢山です。
WindowsをUNIXっぽく QWERTY さん
Child Squares
TEM さん
2004年からwindows用のエディタを授業で教える必要があり、フリーソフトということでK2editorを学生に使わせていました。たいへん優れたエディタではありましたが(正規表現での文字列検索が出来る、等)、当時はマクロが無いこともあって、個人で使うまでには至りませんでした。XPに乗り換えるにあたり、秀丸をdownloadしてみました。以前の初期ヴァージョンから格段の進歩を遂げていて、すぐ好きになりました。これとNYACUSとの組み合わせで、かつてのVZ環境はほぼ実現できるだろうと踏んだ次第です。
内蔵GREPの検索結果を編集し、タグジャンプ先に反映する。
カーソル上の漢字の大漢和番号・角川新字源番号を表示する。
カーソル前の数字・元号を相互変換する。豊島正之氏作成のVZマクロgen3adv を真似たもの。
wx3のユーザでした。は行四段など古文の活用もサポートした優れたFEPでした。カスタマイズして古文の助動詞もほぼ完璧に変換してくれました。win95が出たころAIソフトのエディタを買いました(あまり使い物にならなかった)。それに付いてきたwx3 for win95は使ってきましたが、XPにはインストールできませんでした。タイミング悪くWXGは持っていませんでした。もう売ってないらしい。
windowsバンドルのMS-IMEは、WXシリーズのOEMだそうですが、活用登録がろくでもなく、気に入りません。が、しょうがないからこれを使っています。辞書は移植できましたので。
とは言え、このIMEは全く使い物になりませんね。まず、いわゆる「学習機能」がわけわかりません。「わたしは」と入れて「私は」に変換する。当然「私」が学習されたと思います。次に、「わたしを」を入れる。すると、「渡しを」が出たりする。助詞まで連動した上での学習なのです。また、いわゆる「連文節変換」もわけがわからない。最長一致で変換してくれないのです。
そして、「テキストからの一括登録」や「テキストへの書き出し」も出来が悪い。コンソールからの処理ができず、すべてウィンドウで(つまり手作業で)操作せねばならないので、バッチに組み込んだりはできません。また、こうして一括登録した単語は、学習機能上トップに出てくるのです。これだと困るのです。
ATOKが今でもあるそうです。これに乗り換えようかとも思いますが、値段にふさわしいかどうか心配です。かつて私は反一太郎&ATOK派でしたが(VJEからWX2へと進んだ)、今ではATOKにがんばってほしいとは思っています。
[追記]2009-03-19 (Thr)
先日、ようやくATOKを買いました。初めて買いました。アカデミック版で5000円程度。昔日の感あり(笑)。こりゃいいです。というか、MS-IMEがひどすぎただけなのだが。一度言えば分る《昔の学生》みたいな感じです。また、「表現モード」というのがあり、方言モードは必要ないですが、一般のほか、口語体、文語体などというジャンルがあります。私も若い頃はメール文書を中心に口語体での入力を必要としていましたが、今ではあまり、「昨日、どこ行ってたんだよーん。心配してたんだかんねっ」なんて文章はもう打たないし(でも一発で変換できたわ)、文語モードをデフォルトに設定しました。すごい、古典文法(助詞・助動詞)はほぼ完璧に変換します。「御心遣ひせさせ給ひつべからむ夜」これが一発で出ます(「御心遣ひ」は「御(み)」を一度学習させたが、一度で覚える。一度言えば分る子、なんですよ(昔の学生だ)。品詞登録も、ハ行四段ほか、各行の上下二段まで有る。これはすごい(無駄ではないかと思うくらいに)。
一度で覚え、かつ「学習しますか?」などと聞いてくるので、今までなら靖献遺言などと入力する際に靖国献上遺言(ゆいごん)などと入れて不要な部分を消し、その語単語登録という手順を踏んできました。が、一字づつ探して入れるようにしています。靖献遺言。セイケンイゲンでもう一発で出る。ほかに、固有名詞を一括登録しようかとも思ったのですが、で、今までVJE以来引き継いできた辞書データがあるのだが、これをすべて放棄しました。古いユーザー登録語彙には、結構めちゃくちゃな略語で登録してたものなどがあって、削除したいのですが、それも面倒。ATOKには古典関係もかなりな部分で標準辞書に含まれている。まっさらな辞書からきれいなユーザー辞書を作りたいと思ったためです。
AI学習機能といって、自分が書いた文章を読ませるとそこから自動的に単語登録まで学習してくれる機能がある。これもすごい。と思ったが、やはりこれには様々な限界があり、適当。一語づつ育成していくにかぎります。
これだけ賢いと、この辞書の育成は、どんなゲームよりおもしろいものになります。WX2を使い始めた頃のように、なんか気分も若返ります。
SQUEEZE.mac
kanjinum.lzh
gen3adv.mac
なお、このマクロはgen3ADv.exe(mtoyo作)がないと動きません。以下、フルセットです。
gen3a103.lzh
GUIで動くソートプログラムは使ったことないが、オプションの豊富さでは未だに最高のソートプログラムでしょう。豊島さんにおねだりして、アップロードしていただきました。有難う御座居ます。
UNIXのjoinの32bit版です。cut やpasteはPerl でやれるとしても、join をperlでやるのはきつい。またmassangeana版には本家に無いオプションなどもあり、未だにこれが最高ではないか。これもmassangeanaさんにおねだりして、アップロードしていただきました。有難う御座居ます。
一時代を画期したgrep(pcs発)。ただし、後発のYgrep(pcvan等)のヴァージョンアップがものすごくて、IO氏は途中で諦められたとかいう噂であります(未確認情報です)。私はpcvanしか入会していませんでしたので必然的に Ygrepに乗り換えて今日に至っておりますが、cgrep も勿論優れています。新旧漢字の同一視などが出来る点などでYgrep に劣らないcgrepですが、サブディレクトリへの再帰的な検索ができないのが残念。block検索もとは欲をかきませんけど、やはりYgrep の32bit版もほんとに欲しいところ。作者のYOTさんは、いまどうしておられるのでしょうか?
清書用には未だにfin.exe を使っていました。ソースも公開されておらず、32bit版も見当たりません。たいへん残念です。finに私がこだわるのは、論文等で注を書くperlスクリプト(杉本武さん作 notes.pl )がたいへん便利なためです。ほかにも、.igコマンドなども便利です。
finのかわりに、当時は難しくて手が出なかったxtrの32版があったので、これを使い始めています。たいへんありがたいです。注のスクリプトも、notesxtr.pl として、作り直しました。
コマンドの連続実行。UNIXでは、xargsに相当するものです(が、repのほうが使いやすい)。ソース付きなのですが、私にはコンパイルできません(涙)。repを使っているバッチファイルがあるので、なんとかしたいと思っています。
かつてはクリップボードってあまり使わなかったのだが、コンソール画面でもクリップボードをいじるツールが多く、いまはこれを使っています。わざわざリダイレクトしなくても、sortf infile |clipb とすれば、出力結果を秀丸でペーストできる、みたいな。DOS時代には無かった便利なツールです。秀丸で編集中の部分をコピーして、コンソールから clipb|sortf |clipb などとする使い方も便利です。
クリップボードは、使い始めると便利で。さまざまあって300くらい試してみた結果がこれ! 理由は、キーボードで操作できる。表示がシンプル。履歴のスタックと重複削除の機能。そして肝心なのが、秀丸=NYACUS間の連携(これで脱落したクリップボードアプリが多かった)。秀丸で編集中のファイル名やカレントディレクトをNYACUSにキーボードだけで渡したかったのであります。Hotkey一発で、クリップボード履歴が示されます。