彫刻 | |||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||
アポロンの首(Mask of Apollo) | |||||||||||||||||
資料名 | |||||||||||||||||
作品情報 | |||||||||||||||||
![]() |
![]() |
||||||||||||||||
ブールデルはこの、太陽、光、音楽と詩の神であるアポロン像の制作を、1900年頃に開始した。彼の記録には、ロダンの造型の本質と内面性を保ちつつも、その影響から離れた新しい探求としてアポロンを作り始めたということが記されている。ロマン派からロダンへ受け継がれた動的かつ劇的な表現を脱し、理性的な造形秩序を目指したブールデルの転回点を示す作品である。 |
|||||||||||||||||
作者情報 |
|||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||
ブールデル,アントワーヌ BOURDELLE,Antoine 【1861〜1929年】 |
|||||||||||||||||
1861年南フランスのモントーバン生まれ。13歳のとき、木工の見習として働いたが、途中でトゥールーズの美術学校に入学する。23歳のとき、パリに出て国立美術学校で学び、やがて中退、サロンへ出品する。ロダンの下で15年間助手をつとめたが、1900年「アポロンの首」を制作し、ロマン派からロダンに受け継がれた動的で劇的な表現から離れ、確固たる構造と秩序ある表現を示した。1910年には「弓を引くヘラクレス」をサロンに出品、ロダンの次世代を代表する彫刻家としての地位を確立する。1928年にはブリュッセル王立美術館で回顧展が開催され、1929年に没。 | |||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||