彫刻
資料名
風紋(ふうもん)
作品情報
大きな円形の壁に、反復する形体を配置した作品。「波紋」とタイトルにもあるように、風を受けて砂浜に残る波の模様を思わせる。「太陽シリーズ」や「波シリーズ」など、自然の風物から直観を受けて制作をした高橋清の作風がうかがえる。
作者情報
高橋清 【1925〜1996年(大正14〜平成8)】
1925年新潟県生まれ 。1953年東京美術学校彫刻科を卒業。1956年マヤ文化およびメキシコ美術研究のためメキシコに渡り、ヴェラクルス大学彫刻科主任教授を務め、1960年メキシコ国立芸術美術館、ヴェラクルス大学付属美術館、テキサス大学1971 年高橋清彫刻展(神奈川県立近代美術館) を行い、1973年には第4回中原悌二郎賞を受賞する。1981年オランダにて王立アカデミー名誉会員に推挙される。1983年東京野外現代彫刻展で大賞を受賞する。1988年 メキシコ国立国際現代美術館、新潟市美術館で個展を行なう 。
作者名 高橋 清(たかはし きよし) 
制作年 1988年(昭和63)
法量 幅110.0 奥行70.0 高132.0 
材質 ステンレス、黒御影石