金沢美術工芸大学

HOME研究・社会連携科学研究費助成事業実世界指向インタラクティブアートにおける表現と情報提示の融合

科学研究費助成事業

基盤研究(C) 過去の研究 実世界指向インタラクティブアートにおける表現と情報提示の融合

研究者名中安 翌 一般教育等准教授(メディアアート)
研究期間H26年度~H29年度

概要

本研究は、インタラクティブアートの表現手法として、柔らかく海中にたゆたう美しいイソギンチャクの触手の情景に着目したものである。形状記憶合金を駆動源とした軟体アクチュエータを用いて柔らかく曲がる実体の触手の表現を実現し、実世界指向インタラクティブアートの表現手法として確立するものである。このような実世界指向のアート表現は、次世代の情報環境デザインや都市空間デザインとしても大きな可能性を持つものであり、未来のメディア表現へとつながるものである。申請者は、これまでに1 自由度のアクチュエータを55個用いてインタラクティブアート作品「Tentacles」(図1)を制作しているが、本研究では3 自由度のアクチュエータを新たに開発する。さらに、1000個以上のアクチュエータを用いて、解像度の高い情報提示機能と表現の融合を目指す。

(図1)

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