美術科
油画専攻
Oil Painting
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![ラファエル・ウロ 個展 Bio-H[art]mony](https://www.kanazawa-bidai.ac.jp/wp/wp-content/uploads/0d7431b0c4e9fc0fc2d4882724316036-693x1024.jpg)
教育課程・履修科目
1年次
デッサン力を養い、油彩画の基本技術を習得するとともに、他分野の実習を通じて広く美術を学びます。
1年次の授業一覧
石膏デッサン
石膏全身像の観察描写をとおして、造形表現の基礎となるデッサンについての理解を深めます。
静物油彩
油彩画の材料・技法・構図等に関する基礎的な知識と技術を習得します。
パネル地塗り・テンペラ画
パネルに白色地塗りを施し、テンペラ技法を実践することにより、西洋絵画技法の歴史と画面の重層構造を学びます。
グリザイユ
無彩色の階調で描いたアンダーペインティングに彩色を施す古典技法を学びます。
アクリル画
アクリル絵具と各種メディウムについて、その構造的特性と基本的な使用方法を学ぶ。また実際の絵画制作を通して、アクリル絵具特有の幅広いテクスチャーを活かした表現技術を習得する。
現代絵画表現
現代絵画の多様な表現を分析・考察し、各自テーマを設定して資料収集およびドローイング制作を行う。
2年次
前学期では西洋絵画の知識・技術についての理解を進展させ、後学期では授業単元のテーマに沿った課題制作をとおして表現の可能性を探ります。
2年次の授業一覧
フレスコ画
パネル作り・漆喰塗りから描画にいたるフレスコ画の伝統的技法を、巨匠の作品の模写を通して学びます。
キャンバス制作
麻布に膠・白色地塗りを施した、自製キャンバスを制作します。
カマイユ
自製キャンバスを用いて、黄褐色系（シラージュ）による技法を学びます。
インスタレーション
教室外を含む開かれた空間の中で表現することを通じて、事物と空間の多様な関わりを学びます。
アニメーション
手書きアニメーションの制作を通じて、ものの動きを分解し、時間ごとの動きを造形する。またアニメーション特有の表現技法を学び、課題制作を通じて探究する。
版画
銅版画制作を通して版画技法の基本的要素を学び、版表現や絵画造形の諸要素について考察し、自己表現能力を高める。
3年次・4年次
3年次は1年次・2年次で習得した西洋美術の基礎的知識と技術を醸成させ、自身の表現世界について探究します。4年次ではそれら研究・制作のまとめとして卒業制作を行います。
3年次・4年次の授業一覧
3年次
3年次は制作のテーマや技術的な課題を明らかにするための表現技法研究と進級制作課題によって、表現の具体化について学びます。
表現技法研究
絵画、映像、立体・インスタレーション等の幅広い手段による表現を試行し、作品制作に繋げます。
進級制作・展示
個々の表現を具体化させ、作品を完成させます。4年次の卒業制作を視野におき学内ギャラリーにて展示を行います。
4年次
4年次は学内外の専門的な視点による技術指導や作品講評を得ながら、卒業制作の完成に向けて高い表現力を身につけます。
前期制作・展示
卒業制作につながる実質的な制作に移る中で、制作上の技術的な課題を解決していきます。学内展示をとおして個々の制作に最適な作品サイズや制作期間、展示環境等について検討します。
卒業制作
学生生活の集大成として卒業制作を行います。完成した作品を金沢21世紀美術館に展示します。
絵画表現（油彩、アクリル）
写実的な描写から抽象的な表現の探求まで、制作のテーマは多岐に渡ります。
映像表現（アニメーション、ビデオ）
紙とペンで描いた動画や、人形、CG、実写等を駆使して制作に取り組みます。
ミクストメディア・空間表現
平面からインスタレーションを含む空間表現まで、様々な素材や技法を用いて取り組みます。
制作の様子
主な科目
- 油絵（一）Ⅰ・Ⅱ
- 油絵（二）Ⅰ・Ⅱ
- 版画 Ⅰ
- 油絵（三）Ⅰ・Ⅱ
- 版画 Ⅱ
- 油絵（四）Ⅰ・Ⅱ
- 西洋絵画史特講
- 映像メディア
- 日本美術史 Ⅰ・Ⅱ
- 美術解剖学
- 彫刻 Ⅰ・Ⅱ
- 西洋美術史 Ⅰ・Ⅱ
- 色彩論
- 美学
- 近代美術史
- 東洋美術史 Ⅰ・Ⅱ
- コンピュータグラフィックス
- 美術工芸特論
その他の活動
様々な授業形態
-
人体デッサン
-
パリ研修
-
写生授業
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合評会
環境・設備
実習を支える設備
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ミクストメディア室
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アートコモンズ
-
人体デッサン室
-
映像制作室
