科学研究費助成事業
若手研究 過去の研究 病院の待合空間における新たなデザインの提案:椅子
研究者名 | 根来 貴成 デザイン科製品デザイン専攻准教授(家具・インテリア) |
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研究期間 | H24年度~H26年度 |
概要
現在日本は、高齢社会に伴い病院のニーズが高まり院内環境の充実が急がれている。そのような中、無味乾燥な病院内にアートで癒しや楽しみを作り出し、患者の内面から病気やけがの治療を後押しする「ホスピタリティー・アート」を推奨している病院が増えており、すでに欧米では先行している。しかし、このような観点で病院の椅子を具体的に研究し提案した物は少なく、新たな可能性を秘めている。そこで本研究では、病院の待合椅子に焦点を当て「病院の待ち時間を有効に過ごせる椅子」をテーマに1/1プロトタイプを制作し、国内・国外で検証を行い、病院の待合椅子の新たなデザインを探求する。また、その成果を産業界に発信し実現化させ地域や社会に還元する。