映像コース 大学院美術工芸研究科|修士課程|絵画専攻 MOVING IMAGE CORLE 2023.SPRING START →

大学院美術工芸研究科|修士課程|絵画専攻映像コース

広く映像文化を学び、
映像表現を探求します

アニメーション、映画、ゲーム、メディアアートの専門家による講義、フィルムメディアとデジタルメディアの撮影・編集を学ぶ演習、セット撮影・録音・カラーグレーディング・上映の各機能が整うコース教室及びメディアセンター内スタジオ群を利用した作品制作を通じて、映像表現について総合的に研究します。

講義:アニメーション、映画、ゲーム、メディアアート 講習:フィルムメディア×デジタルメディア、撮影、編集

教育目標

現実の変化を捉える観察を基礎とし、多元的な映像表現の探求を目標とした教育研究を行います。制作・研究の場では技術の修得によって映像表現についての見識を深めるとともに、作品の完成に向けて丁寧に課題の解決を目指します。学外での作品発表を奨励し、専門領域の研究についての助言を与え、作家、研究者として国際的に広がる映像文化と地域社会の発展に寄与する人材の育成に努めます。

STEP1:現実の変化を捉える観察 STEP2:技術+学外活動+課題解決 STEP3:多元的な表現の探求

求める学生像

自主性×国際性×目的意識
  • ○ 映像に関する知識と技術を用い、自主的に研究制作が行える人
  • ○ 高度な表現技術を求め、研究成果を国際的に発信する意欲を持った人
  • ○ 映像文化や地域社会の発展に高い目的意識を持って臨む人

主な科目

  • 【映像特論】

    アニメーション、映画、ゲーム、メディアアートなどの各分野の映像制作論に加え、映像表現の変遷や映画教育論などの映像学に触れることで広く映像文化を学びます。

  • 【映像技法演習】

    前期ではフィルム映画制作について、実際の作業を通して専門的に理解します。後期ではコンピュータを用いた映像制作技法のうち、ポストプロダクション及びマスタリングの技術について学びます。また、演習によりDCP(映画上映用データフォーマット)について理解します。

  • 【映像制作(一)】

    前期授業では受講者がそれぞれの企画案に基づき制作研究テーマを定め、制作を進めます。後期授業では、進級制作として作品およびレポート(小論文)を課題として提出します。個々の作品提示とプレゼンテーションを伴う講評の機会に受講者全員が参加し、受講者の研究制作全体を把握した担当教員全員から研究内容に即した指導を受けます。

  • 【映像制作(二)】

    前期制作、修了制作を通して現代における映像表現の芸術的思考を深めながら、修了制作の完成に向けて高度な研究制作を行います。個々の作品提示とプレゼンテーションを伴う講評の機会に受講者全員が参加し、受講者の研究制作全体を把握した担当教員全員から研究内容に即した指導を受けます。

講習風景

2022年度学部授業風景

教員

鈴木浩之

地球観測システムを利用した地上絵アニメーションの制作を行っています。絵画制作の思考プロセスを開示する目的で、ドキュメンタリー制作の手法を用い、人工衛星を利用したパフォーマンスを記録・公開する美術表現技術を開発し、国内外で作品発表を行っています。

早見紗也佳

東京国立近代美術館フィルムセンター(現、国立映画アーカイブ)でフィルムアーカイブを学び、その後、出張映写、また都内の映画館での映写業務に携わりました。現在は各地での映画祭等で上映技術の提供を行っています。また、デジタルメディア及びフィルムを用いての映像制作を行い、国内外で作品発表を行っています。

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