金沢美術工芸大学

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学長メッセージ:6月8日 学内使用の開始について

2020年5月26日

学生の皆さんへ

 

 昨日、5月25日(月)に国の緊急事態宣言が全面解除となりました。

 
 これを受けて、本学は、6月8日(月)より、感染防止措置を講じた上で、制限を設けつつ、学内使用を始めることを決定しました。学生の皆さんは、「健康管理シート」への記入を続けるとともに、この約2週間を学内使用の前提となる〝健康観察期間〟として、体調の管理に努めましょう。

 
 国の指針に、5月中の「県をまたぐ移動は避ける」とありますので、現在、実家に帰省している学生は、原則として6月1日(月)以降に金沢へ移動してください。また、6月1日以降も引き続き、「一部の首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)、北海道との間の不要不急の県をまたぐ移動は慎重に」とありますので、このことにも留意してください。
 ただし、新型コロナウイルス感染症に対する不安を、今も感じている学生は、くれぐれも無理な移動はせずに、体と心の安全が確保できる場所に留まってください。

 
 6月8日(月)からは、下記のプランA~Cのうち、《プランB》で授業を実施します。「全科目をオンラインによる遠隔授業とする」とともに、制作や研究のために学内の工房や教室の使用を希望する学生については、「感染防止措置を講じた上で、制限を設けて学内使用を許可する」というプランです。
 今も不安を感じている学生はこれまでの通り、全科目をオンラインによる遠隔授業で受講することができますので、無理な移動や登校をしなくても大丈夫です。担任教員と相談しつつ、安全を第一に考えて受講しましょう。

 

《プランA》(警戒レベル3~2)

  ・全科目をオンラインによる遠隔授業とする

  ・学内立入禁止とする

《プランB》(警戒レベル1)

  ・全科目をオンラインによる遠隔授業とする

  ・感染防止措置を講じた上で、制限を設けて学内使用を許可する

《プランC》(警戒レベル1~0)

  ・対面授業を基本として、オンラインによる遠隔授業を併用する

  ・感染防止措置を講じた上で、学内を使用する

 

 今回の感染症の流行は、一旦は収束したとしても、その後の第2波、第3波に備えつつ、長期的な対応を継続する必要があります。本学では長期化を前提に、変動する警戒レベルに応じて、上記のプランA~Cを使い分け、授業を実施します。警戒レベルの詳細については、ホームページに掲載している「金沢美術工芸大学の新型コロナウイルス感染症防止に関する活動指針」をご確認ください。

 
 5月11日(月)以降、《プランA》で授業を実施してきました。6月8日(月)から前期の授業期間が終わる7月30日(木)まで《プランB》で授業を実施します。そして、感染の収束状況を見て、可能であれば前期の調整期間が始まる7月31日(金)から《プランC》に移行したいと願っています。

 
 6月8日(月)からの学内使用は、希望者に対して、感染防止を徹底するためのルールのもとで制限を設けて、許可します。ルールの詳細は追ってお伝えします。しかし、当然のことながら、仮に感染者が出た場合は再び学内立入禁止となります。学内使用を継続するために、学生と教職員がともに高い意識をもってルールを厳守し、責任ある行動を貫きましょう。

 
 学生の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

 

 

金沢美術工芸大学

学長 山崎 剛 

2020.5.26

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