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製品デザイン演習(四)工芸演習(三)陶磁 合同作品展示「ペットボトルに代わる飲料提供の提案」展

2021年6月23日

製品デザイン演習(四)工芸演習(三)陶磁 合同作品展示「ペットボトルに代わる飲料提供の提案」展

2021年度 製品デザイン演習(四)・工芸演習(三)陶磁
合同作品展示「ペットボトルに代わる飲料提供の提案」展を開催します。

[概要]

会期 令和3年6月23日(水)~7月1日(木)  ※6月28日(月)は休館

会場 柳宗理記念デザイン研究所 金沢市尾張町2丁目12番1号

時間 9時30分~17時まで ※7/1(木)13時閉場

入場 無料

 かつては回収や洗浄の手間を省き、便利と思われた使い捨ての容器が、
現在は大きな問題を引き起こしていることが明らかとなっています。
2016年度の日本国内でのペットボトルの生産量は232億本で、そのうち
未回収のペットボトルは26億本と推定されています。
 また、海洋に流れ出したプラスチックゴミが2050 年にはその量が魚の
量を超えると言われています。ペットボトルが開発された当初は、軽く割
れない夢の素材であったものが、これほどまでに地球環境に影響を与える
ものになるとは誰も考えていなかったのではないでしょうか。

 ペットボトルに代わるリターナブルボトルをデザインする、というテー
マでスタートした課題でしたが、現在の飲料の販売流通形態はペットボト
ルの存在を前提としたシステムとして成立しています。
 232億本のリターナブルボトルを作ることではなく、ボトル数自体を減
らすサービス形態を考えなくてはいけません。磁器によるボトルという条
件は必ずしも最適とはいえない条件ですが、そのメリット・デメリットを
考慮しながら学生たちは考えていきました。

 この機会に本展をご高覧いただければ幸いです。

問合せ先
製品デザイン専攻教授 安島 諭 076-262-3723(研究室直通)
工芸科教授 池田 晶一 076-262-3813(研究室直通)

2021.6.23

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