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新着図書の紹介
2020年7月13日
相談室の貸し出し用図書を新しく購入しました。
今年度より、学生相談室では学生・教職員の皆様へ図書の貸し出しを行っています。書籍は本学の公認心理師・臨床心理士の窪田が皆さんに読んで欲しいと思って選びました。今後も増やしていきたいと思っています。また、皆さんが興味ある分野の本で、何を読んでいいかわからないという方がいたら、お勧めの本をいくつか紹介することもできます。例えば、「”コロナうつ“って最近聞くけど、どんな感じなのかな?私も最近気分が沈んだり、何もしたくないって思っちゃうんだけど、それかしら?」なんて、思っている人はいませんか?ちょっと心配と思っている人は、一度来室してみませんか?
今回、新しく相談室で購入した本を紹介します。
・『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』 借金玉
自分は”大人の発達障害“なのでは、と悩む人が多い中、その解決策を具体的に示した本は少ないのが現状です。本書には発達障害当事者である著者が、試行錯誤と度重なる失敗の末に身につけた「本当に役立つ」ライフハック(仕事や人間関係、生活習慣などの仕事術)が詰め込んであります。
・『へんてこな贈り物 誤解されやすいあなたにー注意欠陥・多動性障害との付き合い方』
エドワードM.ハロウェル/ジョンJ.レイティー/司馬理英子
「エジソンとモーツアルトと坂本竜馬の共通点、それはADHD、ADDだった。気が散りやすくて、だらしなくて、怒りっぽくて、いつも誰かを困らせているーそんな人にこそきっとある、天からの贈り物!それがADDです(本の帯から)」
本書には、これまで著者に治療を受けた十数人の方の人生の一部始終がつづられています。どういう子供時代を過ごし、どういう仕事をし、どんな人間関係をもち、どんな合併症(うつ病、薬物依存、etc.)があるかのか。ADDの兆候を持っていることに気づいた後、どんな治療をし、どんな風に改善されたのか。
また、社会生活を送る上でのトラブルや悪い面だけでなく、光る才能を持っている人がいることや、勉強にうまく打ち込むことが出来ないけれど、実はとても高いIQを持っている人、治療することで見違えるほど成績がよくなった子供など、定型発達の人をも凌ぐ面や埋もれている才能があることについても書かれています。
・『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』 /武田友紀
まわりに機嫌悪い人がいるだけで緊張する/相手が気を悪くすると思うと断れない/細かいところまで気がついてしまい/仕事に時間がかかる、疲れやすく、ストレスが体調に出やすい…。自分もそんな「繊細さん」(HSP:とても敏感な人)である専門カウンセラーの著者が、人間関係や仕事で困ったときの対処法をまとめた「超・実践テクニック集」です。
学生相談室
公認心理師・臨床心理士 窪田庸子
相談員・心理士 園田さとみ
Tel. 076-262-3545(学生相談室直通)
E-mail soudan@kanazawa-bidai.ac.jp
⇒https://www.kanazawa-bidai.ac.jp/students/support/
2020.7.13