金沢美術工芸大学

HOMETOPICS上原勇希 研究発表展 ⁻叙事詩的絵画の機能-

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上原勇希 研究発表展 ⁻叙事詩的絵画の機能-

イベント・展示

2021/8/31(火)-9/5(日)

上原勇希 研究発表展 ⁻叙事詩的絵画の機能-


変動する社会情勢に危機を感じ、自身のルーツである沖縄の歴史〈戦争・基地〉をテーマに問題解決の提言としての絵画の在り方を模索しています。現代と共通点の多い時代背景をもつルネサンス絵画の理念を再考し、レオナルド・ダ・ヴィンチの遠近法、黄金比を用いた構図理論を分析した上で制作において応用しています。
 沖縄、日本、アメリカ、ベルギーと旅をする中で民族のアイデンティティーとしての叙事詩に着目するようになりました。民族独自の生の表現が叙事詩であり、人々の欲求と能力を表します。それは歴史全体に代わるものであり、また啓示の相当な部分に代わるものでもあります。
 古来、混迷の時代において人々は叙事詩に希望を託してきました。本展示では民族と絵画芸術の再生を目指した叙事詩的絵画における方法論について、作品制作・絵画理論の両面から提案します。
 また、西洋絵画と沖縄を繋ぐ手がかりとして沖縄県出身の脚本家 金城哲夫に注目した最新作の経過も合わせて展示いたします。

開催住所
ガレリア・ポンテ
921-8031
石川県金沢市野町1-1-44

開催期間 2021年8月31日(火)~9月5日(日)
関連リンク galleria PONTE(ガレリアポンテ)金沢市のアートギャラリー (coocan.jp)

2021.8.24

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