金沢美術工芸大学

HOMETOPICSVisionary Thinking 展

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Visionary Thinking 展

イベント・展示

2022/9/26(月)-29(木)

Visionary Thinking 展
[ 概要 ] 巨大なパラダイムシフトが起きつつある現在、これからのデザイナーは、新しい社会のパラダイムを洞察し自らの意思を持って未来を創る「Visionary Thinking」が重要と考えます。より良い未来を創る上で重要になってくるのは、「サスティナブル」と「ウェルビーイング」。
今回はこの二つに大きく関わる「移動」に注目し、テーマを「これからの移動2035」とし、昨年に引き続きスズキさんと産学連携PJ 行いました。より良い暮らしに繋がる移動のあり方を物質・非物質の移動の可能性から追求しました。移動の概念のグラデーションがお楽しみいただけます。今年で3回目となるスズキとの「Visionary Thinking」授業は、製品デザイン専攻 3年生20名と大学院生1名、合計 21名 。授業期間 は 4月11日〜6月 10日で行われました。

[ プロジェクトの狙い ] デザインとはビジョンを設計することだと考えています。21世紀の自分が夢中になれる世界の未来を創造し設計するには、先ずは物事を自分ごととして捉え「考える」。つまり、自分の興味を知る→調べる(興味の歴史の深掘り)→伝える(調べた事から得た気づきをまとめてインフォグラフィックとしてまとめ、その趣旨を論文で整理する)これを一度行うことで、学生は、俯瞰的な視点を手に入れる事ができます。そして自分の中に「考える」思考の軸が出来上がります。一度この軸を作り上げておけば、その軸を中心に思考の領域を拡げたり、補完することでより明確なビジョンや新しい概念を描けるようになることがこのプロジェクトの狙いです。

[ テーマ ] 「これからの移動2035」
会期 2022年9月26日(月)〜9月29日(木)
会場 しいのき迎賓館2F イベントホール
時間 11:00〜19:00(最終日のみ11:00〜18:00)
入場 無料

[ メンター ] このプロジェクトでは、学生が1チーム3〜4名のチームを作り、各チームにメンター1〜3名が指導に入ります。
教員2名は全体の運用とサポートに入ります。
メンター紹介(敬称略)
スズキ株式会社 結城 康和 小笹 哲哉 服部 泰幸
株式会社日立製作所 丸山 幸伸 細川 知沙(旧姓 永井)南野 智之
ソニーグループ株式会社 入矢 真一 三宅 諒
日本電気株式会社 井手 裕紀 山崎 綾 濵野 青空

[ 座談会動画 ] 会場では、「感性と価値ある創造のこれから」と題した座談会動画もお楽しみ頂けます。
感性とは何か?感性を磨くには?デザイナーとは何ができるからデザイナーと呼ばれるのか?デザイナーのスキルをどこまでAI で再現できるのか?
色のメトリックはあるがカタチのメトリックは世界になかった。長田研究室と本学の共同研究で生まれたカタチのメトリックとはどの様に生まれ、どの様に活用されているのか?
物質社会から非物質社会へと移りゆく未来において単純に「物質の循環」だけを考えるのではなく、「人間の知の循環」も含めた未来創造活動の重要性が語られています。

座談会のメンバー(敬称略)
関西学院大学教授 長田 典子
本学名誉客員教授 ホッチキス代表 水口 克夫
金沢美術工芸大学教授 荷方 邦夫
金沢美術工芸大学教授 浅野 隆
金沢美術工芸大学教授 河崎 圭吾

[ プロジェクト&ディレクション ] 製品デザイン専攻教授 河崎 圭吾
製品デザイン専攻教授 浅野 隆

[ アートディレクション&ポスターデザイン ] 本学名誉客員教授 株式会社Hotchkiss 代表 水口 克夫
ポスターデザイン:水口克夫(株式会社Hotchkiss 代表) 尾崎 友則

[ プロジェクトマネージメント ] スズキ株式会社 田口 雄基

共催:金沢美術工芸大学 スズキ株式会社 

この機会に本展をご覧頂ければ幸いです。

問合せ先
製品デザイン専攻教授 河崎 圭吾 076-262-3686 (研究室直通)
製品デザイン専攻教授 浅野 隆  076-262-3684 (研究室直通)
 


<製品デザイン3年生 田中一寛さんの作品>


<製品デザイン3年生 木戸宏大朗さんの作品>


<製品デザイン3年生 小林咲輝さんの作品>


<デザイン専攻 修士1年生 吉村多喜さんの作品>

2022.9.27

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