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にょたいの美しさ~女体はなぜ絵になるのか?
2017/05/15(金)-2017/05/19(金)
美術工芸研究所 平成29年度 春季特別企画展
にょたいの美しさ~女体はなぜ絵になるのか?
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平成29年5月15日(月)~ 5月19日(金)
開場時間:12:00-17:30
場所:金沢美術工芸大学 大学院棟2階展示室
主催:金沢美術工芸大学 美術工芸研究所
入場無料
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駅前、公園、ホールのロビーなど、わたしたちの周りには多くの彫刻作品が展示されています。中でも、目につくのが裸婦像でしょう。また、美術館にも彫刻・絵画共に多くの裸婦像が展示されており、日頃からたくさんの鑑賞を集めています。それは、実に日常的な光景であり、不思議に思う人はいないのではないでしょうか。
芸術の世界において、裸婦は至極一般的なモチーフのひとつです。
しかし、ふと考えてみると多くの人が行き来する往来に、裸の女の人の像がたたずんでいるというのは非日常的な光景のようにも見えます。
芸術における裸体像は単なる「ハダカ」ではなく、「ヌード」として許容されている表現であると言えます。
特に裸体表現に女性像が多いというのは、何かそこに理由や魅力があるのではないでしょうか。
今回は大学所蔵のさまざまな分野の裸婦像を特集することで、裸体の意味とモチーフとしての魅力について考えていきたいと思います。
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【展示作品】
■洋画家の裸婦■
東典男「膝をつく裸婦」
冨田温一郎「手鏡の裸婦」
鴨居玲「裸婦」
宮本三郎「椅子に寄る女」
■日本画家の裸婦■
加山又造「裸婦」
鳥海青児「裸婦」
百々俊雅「楽しい刻」
広田多津「婦人像(画稿)」
広田多津「婦人像(小下絵)」
■彫刻家の裸婦■
柳原義達「裸婦」
柳原義達「人物」
高田博厚「カテドラル」
松田尚之「羽衣」
■藤森兼明の素描■
藤森兼明「座す女」
藤森兼明「裸婦」 ほか
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2017.5.10