北出塔次郎（1898～1968）は、大阪美術学校で矢野喬村に南画を学んだ後、大正年10年（1921）に九谷焼の北出家に婿養子に入り作陶を志し、陶芸家の板谷波山、富本憲吉に師事しました。昭和16年（1941）第4回新文展で特選を受賞し、戦後は日展への出品を続け、日展評議員となり、同43年に日本芸術院賞を受賞しています。また、昭和21年（1946）に金沢美術工芸専門学校（現在の金沢美術工芸大学）の講師、同24年より教授として教育・研究に多大な功績を残しました。この特別展では、研究のため長年にわたり収集し、本学へ寄贈された陶磁器の優品を展示公開します。

■展覧会タイトル
いしかわ秋の芸術祭 文化絢爛
特別展「九谷の陶芸家・北出塔次郎が収集した陶磁器」

■会期
2024年9月2日（月）～2024年11月29日（金）
※臨時開館　11月3日（日・祝）・4日（月・振休）

■開室時間
10時～17時

■休室日
日曜日、祝祭日

■会場
金沢美術工芸大学 アートギャラリー（2号館1階）

■入場料
無料

■主催
いしかわ秋の芸術祭実行委員会、石川県、一般財団法人石川県文化協会、公立大学法人金沢美術工芸大学

■問合せ先
金沢美術工芸大学
〒920-8656 石川県金沢市小立野2丁目40番1号
TEL：平日/ 076-262-3519（美術工芸研究所）
金沢美術工芸大学ウェブサイト　https://www.kanazawa-bidai.ac.jp/

※来客者用駐車場がありませんので、公共交通機関等でお越しください。
近隣の店舗等のご迷惑にならないよう、ご協力をお願いいたします。

2024.8.27

一覧に戻る