金沢美術工芸大学

HOMETOPICS令和6年度 金沢美術工芸大学大学院 博士後期課程1年研究制作展「空間・空間・空間・空間」

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令和6年度 金沢美術工芸大学大学院 博士後期課程1年研究制作展「空間・空間・空間・空間」

イベント・展示

2025/02/21(金)~27(木)

令和6年度 金沢美術工芸大学大学院 博士後期課程1年研究制作展「空間・空間・空間・空間」

令和6年度 金沢美術工芸大学大学院 博士後期課程年研究制作展「空間・空間・空間・空間」

2025/2/21(金)-2025/2/27(木)

 

ご挨拶 

このたび、金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科博士後期課程に在籍する1年生4名による研究作品展「空間・空間・空間・空間」展を開催する運びとなりました。本展は、博士後期課程の研究活動の一環として、学外での発表機会を設ける重要なプロセスの一部です。

本課程は、「芸術における制作や理論を高度に探求し、自立した活動を行うために必要な能力を備えた芸術家および研究者を養成すること」を目的としており、1997年の設置以来、多くの作家、デザイナー、研究者、さらには国内外の大学教員として活躍する73名の芸術博士を輩出してきました。

また本課程では、研究制作指導や博士論文指導を中心に、年2回の公開研究発表や「地域美術演習」「造形総合研究」といった実技と理論を統合した学際的なカリキュラムを通じて、学内外を研究の場とした自由な環境の中で研究が展開されています。学生たちは国内外で作家や研究者として活動を広げるとともに、自らの専門分野を深化させながら研究成果を積極的に発信しています。

本展では、4名の学生がそれぞれの専門性や個性を生かしながら、博士課程での探求を作品として表現しました。各作品には、彼らの研究テーマや表現の核となる思いが凝縮されています。展覧会が、皆さまに新たな発見や感動をもたらし、作家たちの挑戦とそれぞれの表現に込められた思いを感じ取っていただける場となれば幸いです。

金沢美術工芸大学 学長 山村慎哉

 

 

「空間」について考える。本展では4人の学生がこの課題に向き合います。平面表現における空間、立体表現における空間、インスタレーションという表現、作品を設置する展示空間、鑑賞者と展示空間との関わりなど、「空間」は美術作家の作品制作・発表と切っても切り離せない関係にあると言って良いでしょう。日本画・油画・彫刻・漆芸という異なる分野の学生が日頃から制作活動を共有するうちに、「空間」は4人に共通するキーワードでありながら、それぞれが思う「空間」には確かな違いがあることに気付きました。そこで本展では、展覧会名を「空間・空間・空間・空間」とし、各自の視点からの「空間」に対する解釈や表現をひとつの場所に集めることを試みています。本展に向けて「空間」について知見を深めながら、意見を交換・共有し、そこで得た気付きを制作や解釈に反映させてきました。その成果を博士後期課程1年の研究制作として発表いたします。どうぞご高覧ください。

金沢美術工芸大学大学院博士後期課程1年一同

 

【会期】
2025年2月21日(金)~2月27日(木)
10:00~18:00(最終日は17時まで)

【会場】
石川県政記念しいのき迎賓館 ギャラリーA・B

【関連イベント】
公開講評会(参加費無料)
講師 横山由季子氏(東京国立近代美術館研究員)
   2025年2月22日(土) 14:00~16:00
講師 大岩雄典氏(美術家)
   2025年2月24日(月) 14:00~16:00
会場 石川県政記念しいのき迎賓館 ギャラリーA・B

【料金】
無料
※駐車場は有料となります。
(しいのき迎賓館駐車場をご利用で、館内にある認証機に駐車券を通すと最初の30分間は無料)

【問合せ】
金沢美術工芸大学(事務局) 076-262-3531

フライヤー表面

フライヤー裏面

展覧会概要

主催:金沢美術工芸大学、共催:石川県政記念しいのき迎賓館、後援:金沢市・北國新聞社

2025.1.17

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