1946年（昭和21年）11月7日、のちに金沢美術工芸大学となる金沢美術工芸専門学校（通称、美専）の開校式が盛大に挙行されました。終戦直後の荒廃した社会にあって、芸術文化の力に未来を托した地元の芸術家や財界人をはじめ多くの市民の後押しを受けた金沢市は、発意から約1年という驚くべき短期間で美専開校を実現させました。

展覧会では、旧出羽町キャンパス（現在の石川県立歴史博物館）における美専開校から1955年の4年制大学への移行までの時代に焦点を当て、本学ゆかりの作家とその作品を通じて草創期の本学の有り様をご紹介します。また、本学はさまざまな分野で活躍する優れた人材を多数輩出してきました。会場では美術工芸分野を中心に本学所蔵コレクションをとおしてその一端をご覧いただきます。

約70年前に最初の入学生たちが美専の門をくぐった時の高揚感と美専誕生の熱気を感じて頂ければ幸いです。

会期／2018年4月10日（火）～6月30日（土）

会場／金沢美術工芸大学 美術工芸研究所ギャラリー（図書館棟2階）

開室時間／月～金曜日：10時～17時　土曜日：10時～15時

休室日／日曜日、祝祭日

入場無料

主催　金沢美術工芸大学 美術工芸研究所

フライヤー

2018.4.13

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