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令和元年度 金沢美術工芸大学大学院 博士後期課程一年 研究制作展 時空津梁(じくうしんりょう)
2020/2/19(水)-25(火)

津梁とは物事の橋渡しとなるものという意味があります。表現は他者と自己を繋ぐものであり、さらに時代や場所を超えて互いに共鳴し合い、想いを伝えることができます。今回の博士課程後期一年生の展示は、研究の発表を通して自身の立ち位置を確認し、他者とのコミュニケーションを試みます。
今回の研究展覧会に出品している3人は、沖縄出身の一人と中国出身の二人が居ります。上原は「自分の国と地域の歴史」を考察し、独自の研究によって新しい絵画表現を試みます。翁は「中国の自然哲学」を表示する漆器を制作しています。李は人間の心にある「闇」を日本文学の題材によって具現化した蒔絵を出品します。三人の作家は自分の国と地域の歴史と繋ぎながら表現します。
表現は歴史的なパースペクティブの中に存在し、過去から未来へ、場所を越えて新しい可能性を提示します。
美術工芸研究科博士後期課程1年一同
会期 2020年2月19日(水)~2月25日(火)
時間 10:00~18:00 入場無料 会期中無休 最終日17時閉場
会場 しいのき迎賓館 ギャラリーA、B
主催 金沢美術工芸大学
共催 石川県政記念しいのき迎賓館
後援 金沢市、北國新聞社
出品作家
上原 勇希(油画分野)、翁 欣羽(漆芸分野)、李 逸琰(漆芸分野)
関連イベント
ギャラリートーク 2月18日(火)17:00~
オープニングレレプション 2月18日(火)18:00~
(どなたでもご自由にご来場ください)
問合せ先
金沢美術工芸大学(美術工芸研究所) 076-262-3519
2020.2.21