金沢美術工芸大学

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「愛でる」 金沢美術工芸大学 日本画専攻博士二人展 坂本英駿 / 中田日菜子

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花残り-大学日本画展@UNPEL Ⅳ
「愛でる」 金沢美術工芸大学 日本画専攻博士二人展 坂本英駿 / 中田日菜子

イベント・展示

2021/4/11(日)-25(日)

花残り-大学日本画展@UNPEL Ⅳ「愛でる」 金沢美術工芸大学 日本画専攻博士二人展 坂本英駿 / 中田日菜子

 金沢美術工芸大学大学院博士後期課程日本画専攻で学ぶ2人の作家の作品を展示いたします。
同研究室で学ぶ2人に共通するのは、写生と古典絵画の研究を土台に、自身が “愛でる” ものを描くことを通して、現代日本画の新た な表現を模索している事です。
“愛でる” とは、動植物や人や物などの美しさや可愛らしさに感動し、その美しさを味わい、慈しみ、かわいがり、大切にする事です。
坂本英駿は、孔雀を愛で、「尊像としての孔雀」をテーマに、屏風や大きな画面に金泥や金箔、墨、岩絵具などを用いて、孔雀の 美しさや生命力などを手掛かりに、線描と色彩の関係を意識しながら、羽根や羽毛の豊かな輝きを緻密に描きます。
中田日菜子は、自身が飼育している生き物たちを愛で、彼らとのふれあいの中で育まれる愛着や実感を大切にして、絹本地に染料や墨、 岩絵具などを用いて、質感や肌触りを感じさせる繊細な描写によって丹念に描き、額表装や掛軸装に仕立てます。
2人の制作姿勢は、“愛でる”という言葉で共通しながらも、その作品は各々の捉え方が見え、モチーフや作家の個性が影響しながら 多様な表情を見せています。
孔雀や蛇、亀、蚕などの生き物をはじめ、私達が “愛でる” ものたちが会場で皆様をお待ちしております。

【会場】
UNPEL GALLERY(アンペルギャラリー)
〒103-0027
東京都中央区日本橋3-1-6
あいおいニッセイ同和損保八重洲ビル1階

【日時】
2021年4月11日〜2021年4月25日(月曜休廊)

2021.3.29

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